六甲全山縦走(2012・秋)

H24,10,26(金)


須磨浦公園からの日の出(6:20)
日の出2

六甲山の秋の風物詩といえば「六甲全山縦走大会」ですが、今年も
その季節がやってきました。

私も1977年の第3回大会から、直近は2006年の第32回までの間に
10数回参加し、内1回を除いて完走することが出来ました。

色々なメンバーと、時には一人で参加しその時々で色々な思い出が
あり、できれば何年か置きに参加し続けてみたいなと思っているの
ですが、昨今は非常に人気が高く、参加申し込みを手に入れること
が難しくなってきています。

今年も販売初日の数時間で完売したようです。

なかなか大会に参加できなくて、昨年はボランティアでコース誘導
という形で参加させてもらいました。

ここ数年、全山縦走コースを1日で歩き通したことが無かったので、
果たして今でも歩けるかな?と思い、久しぶりで挑戦してみること
にしました。


須磨浦公園

始発の電車で須磨浦公園に着いたのが6時10分です。天気は上々で
気分も盛り上がって来ます。

軽く準備運動をして、6時15分にスタートします。

スタート直後に海の方を見ると丁度、今まさに太陽が顔を出し始め
ています、少し立ち止まって日の出を拝んでから出発することにし
ます。

日の出

素晴らしい一日の始まりです、気持ちよくスタートできます。
歩き始めは海岸線に近い所から、一気に246mの鉢伏山に登ります。
始めはゆっくりゆっくりを心がけます、何せ50km超の長丁場です
から。

日の出3

歩きながらも背中から朝の光が当たり、時々振り返ってみます。
きれいやな~と、思わず声に出してしまいます。

大橋

途中からは明石海峡大橋が間近に見えています、旗振り茶屋まで
上がって来たところで、ウオーミングアップは終了で、ウィンド
ブレーカーを脱いで身軽になります。

須磨浦公園からここまで、私以外にもう2名抜きつ抜かれつしながら
歩いてきました。

三人三様で、一人はトレイルラン、もう一人は正統派山歩きといった
出で立ちで、私はジャージ姿です。

ここからは早歩きで軽快にスタートします。

ウバガシ

コースにはウバメガシと言う、特徴的な木の生えたところがしばらく
続きます。

おらが茶屋

これからしばらくトイレが無いので、おらが茶屋でトイレを借ります。

横尾・栂尾山

おらが茶屋のところから、これから向う栂尾山の方を見ます。

階段下り

階段を下って一旦高倉台の住宅地へ入ります。

階段登り

高倉台の住宅地を抜けた先から、栂尾山への長い階段が始まります。
縦走の大会では、この階段の下から須磨アルプスを抜けるまでが最も
渋滞のひどいところですが、今日はよくすいています。

正直言ってこの登りは嫌いです、坂道なら自分の歩幅に合わせて歩け
ますが、階段はそうはいきませんので。

栂尾山

栂尾山の展望デッキで一息入れます。

横尾山

こちらは横尾山です、この先で須磨アルプスに入ります。

須磨アルプス1

須磨アルプスの入り口には注意書きがあります。

須磨アルプス2

足元に気をつけてさえいれば、特に厳しい所はありません。

須磨アルプス3

私が写真を撮ったりしながら立ち止まっていると、ランナーたちが
追い越していきます。 このコース歩いている人よりも走っている人
の方が多いみたいです。

須磨アルプス4

この後も何人かのランナーたちに追い越されますが、私はマイペース
で歩きます。

それにしても彼らはすごいなと思います、あの勢いで宝塚まで行くの
かなと、感心してしまいます。


高取山

須磨アルプスを過ぎたところから、これから向う高取山を望みます
左側にはその先の菊水山も見えています。

結構遠いなと思います、菊水山でやっと三分の一を過ぎたあたりな
ので、そこから遥か向こうまで歩かないといけないのです。

須磨アルプスを抜けてから次の高取山までの間は、住宅地を通ります
ので初めての人はよく道標を確認しながら歩く必要があります。
山よりも道に迷いやすいところだと思います。


高取山2

高取山の道標です、ここから高取神社になりますが、参拝しない人は
少し下って回り道をするようになっています。

高取山の山頂は神社の少し上にあり、縦走コースは山頂を通りません。

高取山3

高取神社(山上)の方を振り返ったところです、ここは初日の出と
初詣が同時にできますので、元旦はにぎわいます。

にゃんこ

高取山の下りの途中で少し休憩して、軽く行動食を口に入れます。
ザックを開けてごそごそやっていたら、にゃんこチャンが近寄って
きて、にゃん!にゃん!と食べ物を催促している風です。

何かえさをあげたくなって来ますが、ネコに食べさせていいものか
どうかわからないので、無視することにします、そのときは大福餅
を食べていたところです。

さて高取山を下ってからも住宅地を歩きますが、ここも道がわかり
にくいところです。

道標1

橋の欄干につけられたものや、

道標2

電柱に取り付けられたもの、又家の塀や、フェンスなどにも付けられ
ていますので、合流・分岐点では十分注意するところです。

初めてここを歩く人は、この道で合ってるのかな?と不安になるかも
しれません・・・ 私がそうでした。


菊水山1

丸山の住宅地を抜け、ひよどり越駅を通り過ぎたところから菊水山を
見上げます、近づくほどに高さが増して見えます。

石井ダム

石井ダムを横目に見ながら橋を渡ります、青空が気持いいだすね。

菊水山2

さてここからが急な登りになります、それを予告する看板もあります。

本日第一回目にしんどい、と思ったところです。
丁度背中側から太陽の日に照らされ、暑くなってきました。

ここまでは薄っすらと汗がにじむ程度でしたが、この登りでたっぷり
と汗をかかされました。

菊水山3

見上げると苦手な階段が続きます、一歩一歩着実に登るのみです。

菊水山4

そして登りついた菊水山の山頂、時刻は11時15分で出発してから
丁度5時間が経過しました。

越えてきた山々

越えてきた山々を振り返りますが、まだまだ残りの方が距離があり
ます。

菊水山5

ここまではまだ気持にも体力にも余裕がありますが、徐々に体力が
消耗していきます。

鍋蓋山

菊水山からは一旦大きく下り、鍋蓋山に登り返します。

鍋蓋山~大竜寺~市ヶ原まではほぼ下りの快適な道です、逆に言うと
下った分又登り返さなくてはいけませんが。

天狗道

摩耶山への天狗道の分岐です、ここからは全縦コースの最難関といわ
れる登りにかかります。

この道自体はそんなにきついとは思わないのですが、須磨浦公園から
登ったり下ったりを繰り返してきて、疲れている足にはこたえます。

普段この道だけを歩くときと比べて大幅に時間がかかってしまいます。
途中で休むとよけい疲れるので、ペースを落としてでもゆっくり歩き
続けます。

掬星台

摩耶山の掬星台に到着です、時刻は14時42分でスタートから
8時間27分かかっています。自分で予定していたタイムをオーバー
しました。距離的には半分を少し過ぎたところで、まだまだ先は長い
です。

ただしここからしばらくは大きな上り下りは無いので、ペースを
上げて行きたいところですが、少々疲れました。

ここで助っ人の登場です、ここからストックを使います。
大きな上り下りは無いといっても平坦ではなく、チョッとした上り
下りでも疲れた足にはこたえますので。

ここからは出来るだけ休憩を取らずに歩き続けることにします。
これ以後写真もほとんど撮っていません。


最高峰の直下、一軒茶屋に着いたのが17時20分で
スタートしてから11時間05分経っています。
宝塚まであと約13km程ありますので、時速4kmで歩き続けたと
しても3時間余りかかることになります。

そろそろ日も暮れるので、ヘッドランプを付け、ウインドブレーカー
を着込んで、夜間歩行のモードに入ります。

もうこの時間には他のハイカーは見当たりません。


東六甲

東六甲縦走路の分岐です、宝塚まで12km。
ここからは急な足場の悪い下りもありますので、十分気をつけて
歩く様にします。

携帯も圏外ですので、万が一怪我をして動けなくなると、山の中で
一夜を過ごす羽目になってしまいます。

夜の山道ということでなかなかペースが上がりません、少し急ぐと
石に足を引っ掛けたりしてしまいます。

夜の山道を歩くのは初めてではありませんが、やっぱり心細くなって
きて、チョッと余計な怖いことを思い出したりしてしまいます。
そのときは体に寒気がはしります。

あかんあかん、楽しいことを考えな、と思いながら歩きます。

全縦の大会では大勢の人といっしょに歩くし、要所要所にはボラン
ティアの人がいてくれるので、夜もまた楽しのですが。

一人の夜道はとても時間が長く感じられます、時々時計を見ながら
まだまだやなと思ったりします。


夜景

時々木の間から大阪方面の夜景が見えてきます、きれいですが、
写真ではよくわかりません。

20時前になってようやく山道を抜け塩尾寺に着きました。
やったー、もうすぐやと思った瞬間何か力が抜け、それから30分
程の下りがやけに長く、しんどく感じました。


宝塚

20時30分やっとゴールの宝塚に到着です。
スタートから14時間15分かかりました。 
つかれた! 予定時間をだいぶオーバーしました。

全縦の大会だとゴールに横断幕が張られ、ボランティアの方々に
迎えられ完走の賞状と盾がもらえます、周りの人たちとも完走を
喜びを共有することも出来ますが、今日はたった一人のゴールです。

歩き通したという喜びよりも、早く帰って靴を脱いでお風呂にも
入りたいという思いの方が強かったです。


帰ってからお風呂に入り、冷たいビールを飲みながら、もうしばら
くはこんなしんどいことはやりたくないなと思いました。
大会に参加するのはいいけど、一人で歩くのは・・・。

しんどかったけども、いい一日でした。

翌日の今日は少し体がだるいけど、大した疲れも残っていなくて
安心しています、それに膝も大丈夫でしたし。


素敵な日々に感謝!感謝!です。


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